旅好きな人の間で今や知らない人はいない存在、それがバッパー翔太さん。
世界196カ国を旅したというスケールの大きさに加え、自然体なトークやリアルな旅の様子に、多くのファンが魅了されています。
そんな彼にまつわる疑問の声もよく聞かれます。
「バッパー翔太って一体何者?」「ルースさんとは別れたの?」「そもそも二人はどんな出会いをしたの?」
今回は、これらの疑問を一つ一つ丁寧に紐解きながら、バッパー翔太さんの人物像や、彼とルースさんの関係について深く掘り下げていきます。
バッパー翔太は何者?プロフィールとこれまでの歩み
バッパー翔太の基本情報
バッパー翔太さんは、1992年3月12日生まれの33歳(2025年現在)。
出身地は兵庫県姫路市で、身長は170cmと平均的な日本人男性のサイズです。
「バッパー」という名前は、バックパッカー(Backpacker)の略と自分の名前「翔太」を組み合わせたもの。
つまり、彼の活動そのものを象徴する名前なんですね。
実は彼、もともとはプロ野球選手を目指していた本格派の野球少年だったんです。
小学校から高校まで9年間野球に打ち込み、甲子園常連校とも言われる東洋大学付属姫路高校に進学。
しかし、プロへの道はそう甘くはありませんでした。
高校時代、夢を断念した彼は、将来に迷い、パーティーやギャンブルに明け暮れる荒れた時期も経験します。
そんな時、ハワイに住んでいた従兄弟から「海外に出てみないか?」と背中を押されたことで人生が大きく動き出しました。
バッパー翔太の経歴とYouTube活動
19歳でワーキングホリデービザを取得し、オーストラリアへ単身渡航。
そこから、彼のバックパッカー人生が始まります。
初めての海外生活は決して順風満帆ではありませんでした。
英語が全く話せない状態で、わずか30万円の貯金を持って異国に飛び込んだ彼。
しかし、語学学校に通いながら積極的に現地の人たちと交流を重ねることで、生きた英語を身に着けていきました。
2015年には、自身の旅の様子を記録するYouTubeチャンネル「Bappa Shota」を開設。
リアルな旅先での出来事を、関西弁と英語を織り交ぜながらユーモアたっぷりに伝えるスタイルが話題となり、2024年にはチャンネル登録者数が74万人を突破。
今もなお、多くの旅人たちに勇気と憧れを与え続けています。
バッパー翔太とルースの馴れ初めとは?
奇跡の出会い、フィリピン・マニラでの偶然
バッパー翔太さんとルースさんの出会いは、まさに「運命」と呼ぶにふさわしいものでした。
2016年、翔太さんはニュージーランドでのワーホリ中に1か月の休暇を取り、休暇先にフィリピンを選びました。
一方のルースさんは、オーストラリアで2年間の仕事を終え、母国スコットランドに帰国する前の休暇としてフィリピンを訪れていました。
なんと二人は、同じ日に、同じ宿にチェックインしていたのです。
旅先で、しかも全く知らない者同士が、偶然にも交わった奇跡。
最初に声をかけたのは翔太さんの方からでした。
「調子はどう?」
そんな軽い一言が、ふたりの物語の始まりとなりました。
一緒に旅した1か月間
出会ったばかりの二人ですが、すぐに意気投合。
もともとルースさんはフィリピン滞在中の旅程をしっかりと計画していて、翔太さんはそのプランに魅力を感じ、「一緒に行ってもいい?」と頼み込んだといいます。
そこから一緒に1か月間、フィリピンを旅することに。
美しい島々、賑やかなマーケット、ローカルな食堂でのご飯…。
お互いの言葉や文化を超えて心を通わせていく様子は、まさに絵に描いたような旅のロマンス。
そして旅の終わり、別れを前に翔太さんが告白。
ルースさんも同じ気持ちだったため、晴れてカップルとなったのでした。
バッパー翔太とルースは別れた?噂の真相に迫る
結論:バッパー翔太とルースは「別れていない」
さて、気になる「別れたのか問題」ですが、結論から言えば、二人は破局していません。
ただ、2022年末に公開された動画「これからお互い別々の道を歩みます」というタイトルから、「えっ、別れたの?」とファンの間で大きな憶測が広がりました。
けれど、翔太さんもルースさんも、繰り返し伝えています。
「これは破局じゃない。本来の姿に戻っただけ。」
つまり、交際を終えたわけではなく、”一緒に旅する形態”を一旦終了し、それぞれが自分のペースで旅を続けることを選んだということです。
これを表現するのに、翔太さんは「go with the flow(流れに身を任せる)」という言葉を使いました。
自由を愛するふたりらしい、潔い決断だったんですね。
なぜ別々に行動することになったのか?
背景にはいくつかの事情が重なっています。
まず大きかったのが、ルースさんの弟・トニーさんのビザ問題。
日本滞在中、同行していたトニーさんのビザが切れてしまい、帰国せざるを得なくなりました。
それを機にルースさん自身も、「長らく会えなかった家族に会いたい」「一度母国での時間を大切にしたい」と考えたのです。
さらに、もともと二人はそれぞれ旅を愛するバックパッカー。
日本に2年近くも滞在して一緒に生活していたこと自体が、むしろ異例だったとも言えます。
「じゃあ、そろそろ自分たちの原点に戻ろうか。」
そんなナチュラルな流れで、別行動を選択したわけですね。
バッパー翔太とルースは結婚している?
結婚していないけど、関係は続いている
さらによく聞かれるのが、「結婚してるの?」という質問。
こちらも結論からお伝えすると、バッパー翔太さんとルースさんは結婚していません。
でも、破局したわけでもない、という微妙な関係性が続いています。
自由を大事に生きるふたりにとって、「結婚=幸せ」という固定概念は必要ないのかもしれません。
ルースさんも今はスコットランドを拠点に、キャンピングカー「エアニー」とともに自由なバンライフを続けています。
翔太さんも、日本や海外を行き来しながら自身のYouTube活動を続行中。
お互いの夢やライフスタイルを尊重しあう、そんな柔軟なパートナーシップが成立しているんですね。
ふたりの現在の関係は?
最近も、バッパー翔太さんがルースさんの元を訪ね、スコットランドで一緒に動画を撮影しています。
再会を喜び合う様子に、ファンからは「また二人で旅してほしい!」という声がたくさん寄せられていました。
SNSでは相互フォローも継続。
離れていても心はつながっている、そんな関係性が続いています。
バッパー翔太の年収は?リアルな生活事情
収入源と推定年収
旅を続けながら生きていくって、実際どうやって収入を得ているんだろう?
気になりますよね。
バッパー翔太さんの収入源は主に3つ。
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YouTube広告収益
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オリジナルグッズ販売
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デジタルノマドとしてのオンライン収入(日本語教師など)
YouTubeの収益だけでも、再生単価から推測すると月100万円以上、年収では1000万円超えと言われています。
これに加えて、グッズ収益やデジタルノマド収入もあるため、実際はもう少し上回っている可能性も。
とはいえ、旅をしながらの生活は決して「贅沢な暮らし」ではありません。
車中泊や自炊、安宿を活用しながら、しっかりとメリハリをつけてお金を使っています。
彼にとって一番の贅沢は、”自由に旅できること”なのかもしれませんね。
バッパー翔太の実家と家族
実家は兵庫県姫路市
バッパー翔太さんの実家は兵庫県姫路市。
動画でも実家の倉庫を使ってキャンピングカーをDIYする様子が紹介されていました。
実家の倉庫はかなり広く、キャンピングカーを一から作り上げるほどのスペースがあります。
少年時代、野球に打ち込んだ思い出とともに、旅立った原点の場所ともいえるでしょう。
家族についての詳しい情報は公開されていませんが、動画からは「翔太さんがとても家族思い」であることが伝わってきます。
バッパー翔太の学歴と語学力
高校卒業後、すぐに世界へ飛び出す
バッパー翔太さんは、大学には進学していません。
高校は地元・兵庫県の東洋大学附属姫路高校と推測されています。
ここは野球の名門校でもあり、翔太さん自身もプロ野球選手を夢見て進学したそうです。
しかし、高校時代に夢を断念。
進学するのではなく、自分の可能性を広げるため「世界に出る」という大胆な選択をしました。
19歳のとき、たった30万円の貯金を持って単身オーストラリアへ。
そこから語学学校に通い、英語漬けの生活を送る中で、現地の人と積極的に交流して生きた英語を習得していきました。
驚くことに、英語だけでなくスペイン語も話せるバイリンガル!
「学校の成績よりも、実地で身につけた知識や経験」が、今の彼の武器になっています。
翔太さんの歩みは、「学歴がすべてじゃない」という強いメッセージを私たちに伝えているようです。
バッパー翔太に「嫌い」という声も?
自由すぎる生き方への賛否
人気者にはつきものですが、バッパー翔太さんに対しても、ほんの一部「嫌い」という声があるようです。
理由としては、
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「自由すぎて共感できない」
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「羨ましさからくる嫉妬」
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「社会の枠にとらわれない生き方への違和感」
などが挙げられます。
しかし、冷静に見れば、そうした声はごく少数。
むしろ、「自分に素直に生きる姿に憧れる」「旅に出たくなった!」といったポジティブな意見が大多数です。
翔太さん自身も、すべての人に好かれることを目指していないでしょう。
自分の生き方を堂々と貫き、必要以上に周囲の評価を気にしない、その強さが多くの人の心を動かしているのです。
バッパー翔太の彼女・ルースとの現在
いまも続く特別な絆
彼女のルースさんとは、別行動を取りながらも、今もなお強い絆で結ばれていることがわかっています。
SNSではお互いの投稿をフォローし合い、コメントし合う様子も時折見られます。
2024年には、スコットランドでの再会も果たし、一緒に動画を撮影。
自然体で笑い合う二人の姿からは、単なる恋愛関係を超えた深い信頼感が感じられます。
きっと、距離や形に縛られない”新しい愛のかたち”を体現しているのでしょう。
今後、また二人で旅をする日が来るのか?
それはまだ誰にもわかりません。
でも、互いをリスペクトし合うこの関係は、きっとこの先も変わらないはずです。
まとめ:バッパー翔太は「自由を愛する旅人」
ここまで、バッパー翔太さんのことをじっくり掘り下げてきました。
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バッパー翔太さんは、兵庫県姫路市出身、現在33歳の旅系YouTuber
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高校卒業後、大学へは進学せず世界へ飛び出した
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旅先で出会ったルースさんと長くパートナー関係を築く
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ルースさんとは破局しておらず、それぞれの道を歩んでいる
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現在もYouTube、グッズ販売、デジタルノマドで高収入を得ながら旅を続ける
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賛否両論もあるが、自分に正直な生き方を貫いている
翔太さんが大切にしているのは、「自由」と「自然体」。
決して特別な才能があったわけではなく、勇気を出して世界に飛び出し、コツコツと自分だけの道を切り拓いてきました。
そんな彼の生き方は、「自分の人生を自分で決める」というシンプルだけどとても難しいテーマを、私たちに静かに問いかけている気がします。
これからもきっと、バッパー翔太さんは、世界のどこかで新しい景色を私たちに届けてくれるでしょう。
その一歩一歩を、ファンとして温かく見守っていきたいですね。