にじさんじ所属で、かつて高い人気を誇ったVTuber、夢月ロアさん。
彼女が突然の活動休止を発表してから、もう数年が経ちます。それでもなお、ネット上では今も彼女にまつわる話題が尽きません。
「ロアちゃんって転生してるの?」「中の人って誰だったの?」「なんで活動やめちゃったの?」「あの騒動、結局どうなったの?」
そんな声がX(旧Twitter)やYouTubeのコメント欄、ファンコミュニティの中で、いまだに聞こえてくるんです。
このページでは、夢月ロアさんの活動休止の背景から始まり、
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転生の噂が絶えない理由
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中の人(前世)の憶測
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金魚坂めいろさんとの問題
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名誉毀損裁判のその後
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そしてファンが今も気にしている「復帰の可能性」まで
最新情報をもとに、できるだけ丁寧に、わかりやすくまとめてみました🍀
【夢月ロア 転生先】なぜ“転生説”は消えないままなのか?

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「夢月ロアさん、実はもう別のVTuberとして活動してるんじゃないの?」
そんな噂、どこかで一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この“転生説”というのは、ロアさんが突如として活動を休止したことに起因しています。
あの衝撃的な沈黙の後、「きっと別の名前で戻ってきているはず」という期待と願望が、ファンの中で形になったものなんですね。
特に、甘くて高い声・特徴的な語尾(〜なのだ)が似ている新VTuberが出てくると、「あれ、これロアちゃんじゃない…?」と騒がれる。
これが、定期的に「転生説」が再燃する背景でもあります。
ただし──2025年5月現在、本人であることを証明するような確かな情報は一切ありません。
もちろん、夢月ロアさんに似た“雰囲気”のVTuberさんは存在します。
でも、それはあくまで声の傾向やキャラ設定の類似点にすぎず、「似ている=本人」と決めつけるには、あまりにも根拠が薄いんです。
とはいえ、「またあの声が聴きたい」「あの話し方をもう一度」と願うファンの気持ちは、とてもよく分かりますよね。
【夢月ロア 中の人】“ゆにゆにこ”さん説はどこまで本当?

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VTuberの世界ではつきものの話題──それが「中の人(前世)」。
夢月ロアさんにも例外なく、この話題が長年ささやかれています。
もっとも有力視されているのが、配信者の「ゆにゆにこ(Yun Yunico)」さん。名前をご存知の方もいるかもしれませんね。
この説の根拠とされているのは、以下のような共通点です。
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高く甘い、どこか子どもっぽさの残る声質
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特徴的なイントネーションや話し方
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九州方面の方言を自然に使う点
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活動時期の“入れ替わり”が妙にぴったり
とはいえ──これはあくまでファンの観察や印象に基づいた仮説であって、どちらの本人からも公的な発表はありません。
ネットでは「9割方そうでしょ」と語られることもありますが、確定的な事実として語るのはちょっと慎重になりたいところ。
何より、配信者としての夢月ロアさんは“夢月ロア”というキャラクターそのものが魅力だったはず。
だからこそ、中の人のプライバシーに土足で踏み込むような憶測は避けたいところです。
【夢月ロア 現在・休止理由】あの出来事が彼女の配信に影を落とした…

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2020年10月。
夢月ロアさんは、それまで日常的に行っていた配信活動をピタリと止めました。
理由について公式から明確な説明はありませんでしたが、同時期に起きた“ある出来事”がきっかけだったことは、多くのファンが知るところです。
その出来事とは──金魚坂めいろさんとのトラブルです。
簡単に説明すると、金魚坂さんが配信で使っていた方言(九州地方系の訛り)が、ロアさんのキャラ設定と被るとして、ロアさんがにじさんじ運営に相談。
これが外部に漏れ、暴露系YouTuber・鳴神裁さんが情報として取り上げ、炎上に発展しました。
SNS上ではファン同士が激しく対立。両者に対して大量の誹謗中傷が浴びせられる状況に。
最終的に金魚坂さんは引退を選び、ロアさんも心身への負担から活動を休止することに──。
これは一見、二人の間のトラブルのようにも見えますが、実際には運営の対応や、情報の拡散スピード、そしてファン心理の複雑さなど、多くの要素が絡み合った出来事だったのです。
【夢月ロア 裁判結果】名誉毀損訴訟と、情報開示命令のゆくえ

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この炎上の中で、夢月ロアさんの名前は不本意な形で拡散されました。
その中には明らかに事実とは異なる情報も含まれており、彼女自身の名誉が傷つけられることもありました。
そのためロアさん側は、暴露系YouTuber・鳴神裁さんを相手取り、名誉毀損で刑事告訴および民事訴訟に踏み切ります。
刑事裁判では、証拠不十分により不起訴処分となったものの、ロアさんはあきらめませんでした。
2024年11月、民事訴訟として再度提起し、発信者情報の開示命令が下されるという展開に。
これは、誹謗中傷を行った“特定個人”を明らかにする手続きで、現在も進行中です。
なお、一部では「裁判で本名がバレた」といった誤解も見受けられますが、ロアさんの本名が公開されたという事実は確認されていません。
【夢月ロア 金魚坂 どっちが悪い?】その問いに意味はあるのか?

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「結局、ロアちゃんと金魚坂さん、どっちが悪かったの?」
今もネットのどこかで、そんな問いが繰り返されています。
でも──この件に関して“誰か一人を責める”という構図は、あまりに雑すぎると思いませんか?
にじさんじ運営も公式声明で、「今回の件は、誤解と伝達ミスによるものであり、悪意があったわけではない」と発表しています。
情報が一部だけ切り取られ、リークされ、拡散され、当事者同士のやり取りとは違う形で解釈されていったこの件は、「SNS時代の集団誤解」の象徴とも言えるのかもしれません。
誰かを“加害者”に仕立ててしまえば、話はシンプルになるけれど──
そこに正しさがあるとは限らない。
むしろ、そういう構造こそが、ロアさんや金魚坂さんを追い詰めたのではないでしょうか。
【夢月ロア 復帰はいつ?】ファンの願いと、静かに続く“つながり”

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活動を休止してから、もう4年以上の時間が経ちました。
それでも、ファンたちは今も彼女の帰りを信じて待っています。
最近では、夢月ロアさん関連のグッズ展開や、公式X(旧Twitter)のちょっとした動きが見られることもあり、「復帰が近いのでは?」という声も再燃しています。
ただし、2025年5月時点では、配信の再開に関する明確なアナウンスは出ていません。
ですが、あの“まるで小動物のような愛らしさ”と、どこか不思議な魔法をまとった世界観を、もう一度味わいたい──そう感じている人は、少なくありませんよね。
まとめ|夢月ロアは今も、ファンの記憶に生きているVTuber🌕
夢月ロアさんは、配信をしていなくても、その存在自体が物語を持ったVTuberです。
彼女が紡いできた配信のひとつひとつ、何気ない一言、語尾、笑い声──
すべてが、いまもファンの中で息づいています。
転生の噂も、中の人の話題も、裁判の進行も──
それらが語られるのは、彼女がいかに多くの人の心に残っているかの“証”でもあるのかもしれません。
今後、彼女がまたどこかで“ロアちゃん”として戻ってきてくれるのかは、誰にもわかりません。
でも、どんな選択をしても、変わらずに応援したい。
そう思えるほど、夢月ロアというVTuberは、かけがえのない存在だったのです。